こんにちは。ご無沙汰してます、さとっちです。
(京都 蹴上 無鄰菴にて ひょっこり)
先日、京都にお墓参りをしに関西に帰りました。
京都に家族で二泊、大阪の友達のお家に一泊、新大阪のカプセルホテル「9h(ナインアワーズ)」に一泊の計四泊してきました。
え、カプセルホテル…?寝れるの?大丈夫なの?と思う方も多いかと思います。が、全く問題なく快適に過ごしてきたので、今回は2018年10月22日にニューオープンした新大阪の「9h(ナインアワーズ)」についてレポートいたします。
カプセルホテルに興味はあるけど、不安な方に届きますように!
カプセルホテルとは
字のごとく、まさにカプセルのような人1人分のスペースしかない筒状のスペースで眠るホテルのこと。法律上鍵はかけられませんが、ロールスクリーンを下ろして目隠しはできます。
カプセルホテルのイメージって…おじさんが泊まるサウナに併設された宿…のような、なんとなく少し怪しい雰囲気の所をイメージされる人も多いかと思います。私もそうでした!
しかし、一昨年前に京都を訪れた際、観光客の増加により京都が盛り上がりすぎて、1人で泊まるとホテルがとても高かったので、初めてカプセルホテルの検討をしてみました。
すると何やら私の思っていたイメージと違うオシャレで綺麗な雰囲気の所がポツポツと出来ているようで・・・試しに泊まってみようということで、京都のナインアワーズさんに一泊したのです。その時の写真はなし!なんせ人がわんさかいて、パシャパシャ音出して撮る雰囲気ではなかったです。
でも感想は「全然いける!」w カプセルホテルで注意すべき点などはナインアワーズ新大阪レポートのところで詳しく書きますね。
ナインアワーズグループって?
東京を中心にカプセルホテルを10店舗展開するホテルグループです。地方は京都と新大阪、成田空港、仙台。都内は北新宿、ウーマン神田、赤坂、竹橋、浅草、蒲田です。1号店は2009年にオープン。
ナインアワーズの9hとは、シャワー1h、睡眠7h、休憩1hの計9hあれば宿泊として十分機能し、それを満たすホテルを作る、というコンセプトに由来します。確かに旅先でホテルに長時間こもることってないですよね。だいたいギリギリまで観光したり遊んでます。
店舗や時期にもよりますが安いと2000円台から泊まれます。この安さがカプセルホテルの魅力。今回私は新大阪オープン記念価格で3000円(税込)でした。ありがたい!!一人旅ではカプセルで十分な気がする・・・都内にもあるので終電逃したときにも良さそうです。
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ナインアワーズ新大阪レポート
では早速新大阪店の詳細をご紹介します。
行き方
場所はJR新大阪駅の東口から徒歩1分という好立地。地下鉄御堂筋線の新大阪駅からは10分くらい。少し歩きますね。
ちなみに、JR新大阪駅の改札は地上2階にあるので、1階分降ります。
地上に降りるとこんな景色。松屋より右手を見ましょう。
なかなか変わった外観。設計は平田晃久氏。
オシャレなエントランス!
本当に駅からめちゃ近です。便利過ぎる。
使い方
エントランスを入るとすぐ左手に受付があり、そこでチェックインの手続きをします。この受付カウンターの下には冷蔵庫があり飲料も売ってます。館内に自販機はないので必要な人はコンビニで買っておくか、こちらで買いましょう。お水やジュース、ビールもありました。
受付を済ますと、バスタオル、フェイスタオル、歯磨きセット、館内着、使い捨てスリッパが入った手提げバッグを渡されます。
奥に進むとエレベーターが2つあるので、奥の女性専用に乗りましょう!
必要階にしか止まらないので安心。
エレベーター降りて右手を見た図。奥にカプセルルーム、手前にシャワー室と化粧室、その向かいにロッカースペースです。
エレベーターを降りると、目の前が洗面台です。風力抜群のドライヤーも置いてあります。3つしかなく朝方は混みますので、余裕を持って起きましょう。
エレベーターの右側にロッカースペースがあります。
ちょうど腰高より上がロッカーで、光ってるとこにロッカーカードキーのバーコードを当てると開きます。
下はスーツケースなどの荷物置き場と靴置き場です。
ここで荷物の整理などをするんですけど、、狭い!!人が2〜3人いるともう大変!ゆっくり荷造りとかはなかなかできません・・・かといってカプセルルームに持ち込むのは厳禁!
とてもわかりづらくて申し訳ないけど、ロッカー下端のすぐ下にアイアンのバーがついていて、紐付きの鍵を持ってれば荷物とバーを繋げておけます。海外なら必ずやりますが、日本なのでやってる人は1人だけでしたね。ただほんとに置いておくだけだと少し不安。
靴もここに置きます。京都店では受け付けする前に鍵付きの下駄箱があって、やっぱりその方が便利だなぁと思いました。新大阪はコンパクトで場所がないから厳しいんだろう。
※ちなみにカプセルルームは下足厳禁。スリッパで入りましょう。
サインがシンプルでわかりやすいし、かわいい。
シャワー室も綺麗。シャンプー、コンディショナー、ボディソープがついてます。
レインシャワーまで!!
このシャワーの手前に脱衣スペースがありますが、かなりコンパクト。シャワーを終えたらバスタオルで足裏まで拭いて、使い捨てスリッパを履きましょう。バスマットはありません。この感覚、狭いユニットバスを使ったことない人には厳しいのかな?「バスマットなかった怒」みたいなレビューをたまに見かけます。でも他人が使った湿ったバスマットの方が断然不衛生ですよね・・・だからなくて全然ok。
化粧室も最新でした。ただドアの裏に荷物を引っ掛けるフックか、小さくてもいいから物を置ける台が欲しかった…というのもロッカーキーは常に持ち歩くので、小さなポーチとかスマホケースとかに入れるわけです。でもそれを置くところがない!!館内着にはポケットがないので入れられないし。そこが不便でした。
テラスもあって、椅子も置いてあるから出てみたかったんですが、(まだオープンして間もないのに)酔っ払ったお客が何かやらかしたらしく施錠しているとのこと。残念。
新幹線も見えますよ!
カプセルはこんな感じ。
人1人寝れるスペースです。今回は2段目でした。頭元にコンセント1口と、USBのポータルが1つあるので充電もバッチリ。もちろんライトも調光できます。
鍵はかかりませんがロールスクリーンを閉めれば外の光も入らず快適。基本的にカプセルエリアでは極力音を立てず、寝るのみにしましょう。
カプセルは上下でずらして配置されてるので、一階でもそこまでダイレクトに音はいかないのかな?登るのはめんどくさいけど、二段目の方が音は静かかもしれません。
運が悪いとガサガサと音をたてる人がいて寝付けない可能性も大いにありますが、今回は大丈夫でした!(風邪引いてるぽい人の咳がよく聞こえたけど)
1階のラウンジ
京都に比べて新大阪はとてもコンパクト。なのでラウンジもとても小さい…w テーブル2つに椅子4つ、あとカウンターがあって椅子3つ。カウンターにはコンセントがあります。ノマド作業したい方はこちらでどうぞ。もちろん館内無力Wi-Fiありです。スタッフさんも兼用の化粧室もあります。
私はここで『餅匠しづく』さんで買った「フランボワーズ大福」と「ほうずき大福」を朝から食べてましたw
受付はすぐそこです。コンパクト感伝わりますか?w
注意店
帰る前に、タオルと使い捨てスリッパはこんな回収箱があるので入れて帰りましょう。
実は今回寝ぼけて、館内着を間違えてスリッパの回収箱に入れてしまい、なかなか奥深く入り口も狭いので取り出せなくて、チェックアウトの時に恥ずかしながら申告しました…。「一応あるか確認をしてきますのでお待ちください!」とスタッフの方が見に行かれ、無事館内着を回収して戻ってこられました。いや、この館内着盗む人おるか?!て正直思ったけど、まあいるんだろうな。。
お手数をおかけしました。皆さんも気をつけて!(やらかすの私だけかな)
持っていくといいもの
耳栓:マナー命のカプセルホテルでも、どうしてもうるさい人もたまにいるので、眠れない時用に。
マスク:乾燥するので喉用に。
サコッシュのような斜めがけできる小さなバッグ :ロッカーカードを入れるため。館内着にはポケットがないので、手で持つか何かに入れないといけないんですが、化粧室に入って手でカード持ってるの嫌じゃないですか?w 当たり前ですがカードはカプセルの中に置きっ放しは厳禁!
カプセルホテルに挑戦してみよう!
旅行において交通費と同様にかかるのが宿のお金。旅行中は美味しい食事やスイーツ、お土産などにお金を使って、宿代は最小限に抑えられたらいいですよね。でも安かろう悪かろうじゃしんどいもの。おしゃれでシンプル、値段も最小限の「9h(ナインアワーズ)」は本当におすすめです。一度泊まればハマるかも?!
この記事を読んで、一度カプセルホテルに挑戦してもらえたら嬉しいです。
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